はじめは、ギラギラしたエクステリアを嫌っていたものの、
街中を走るヴェルファイアをたびたび目にするようになると、
見慣れるものですね。笑


ハンドルを握る喜び、
後席に乗る喜び、
友人を迎える時の満足感(プチ自慢w)


総じて、後悔することはありませんでした。

通勤、近所の買い物、旅行で遠出などなど、
あらゆるシーンでヴェルファイアのオーナーになった喜びを
感じていました。

広さ、静かさは最高で、
大人でも3列目は余裕を持って座れます。

運転する楽しさはあまり感じられないものの、
人を乗せるには十分すぎるほど良い車でしたが、
あるとき突然、エンジントラブルが!?

昨日までは普通に走ることができたのに、
いきなりエンジンがかからなくなってしまいました。


その時の様子をこのブログにまとめています。




■ハンドルロックとシフトをチェック!

エンジンがかからないのは、
車の燃焼系、電気系などに故障が起きている可能性もありますが、
車の「仕様」でエンジンがかからなくなることがあります。


考えられる例を3つ挙げていくと、


1.ハンドルロック

エンジンを切ってキーを抜いた後、
ハンドルを少し回すと、ハンドルが動かなくなります。

これはハンドルロックと呼ばれる状態で、
盗難防止目的の仕様です。

ハンドルロックを解除するには、
ハンドルを少し動かしながら、
キーを回せばOKです。



2.ギアシフトがPに入っていない

ギアをD(ドライブ)などに入った状態で、
エンジンを停止していた場合にも、
キーが回らず、エンジンがかからなくなります。

ギアはP(パーキング)もしくは
N(ニュートラル)に入っていないと、
回らない仕様になっているので、
PかNに戻すようにしましょう。;



3.気温が低い

気温があまりにも低くなっている場合、
一時的にエンジンが正常に始動できなくなる
ことがあります。

時間を空けて、何度かキーを回していれば、
そのうちエンジンがかかるようになります。


ただ、1度に長い時間、
キーを回しっぱなしにするのは避けましょう。

エンジンに負担をかけてしまい、
余計なエンジントラブルを招いたり、
部品の消耗を早めて修理代がかかります。





この3つのどれにも当てはまらない場合、
いよいよ、車に故障が起きていることが考えられ、
何かしらの修理が必要になってきます。



■セルモーターは回る?回らない?

エンジンがかからない原因を特定するには、
セルモーターが回るかどうか?(キーが回るかどうか?)
が大きな目安になります。


・セルモーターが回る場合

セルモーターを回すと通常、
キュルキュルという音がしますよね。

キュルキュル音はするけれど、
エンジンがかからない場合には、
燃焼系に異常が起きている可能性が高くなります。

点火プラグから火花がきちんと出ていなかったり、
燃料がエンジン内に正常に供給されていなかったり、
といったケースが考えられます。


キュルキュル音はせず
「カチカチ」という音しかしない場合には、
電気系統のトラブルが考えられます。


バッテリー上がり(電圧が下がっている状態)か、
オルタネーターという部品の故障、
ヒューズ切れ
などなどが考えられます。



・セルモーターが回らない場合

セルモーターすら回らない場合には、
まずは、電装品(オーディオやエアコンなど)が
機能するか確かめてください。

電装品がまともに動かない場合、
バッテリー上りがかなり深刻な状態になっていて、
そのせいでセルモーターも回らなくなっていることが考えられます。


電装品は使えるのであれば、
セルモーター自体が壊れている可能性が
高くなります。



■気になる修理費用はどのくらい?

エンジンがかからない原因は、

・燃焼系の故障
・電気系の故障
・セルモーターの故障

と多岐にわたっているので、
修理費用もかなり幅が出てきます。


もし点火プラグの交換だけで済むくらい
症状が軽い場合には、部品代と工賃を合わせて
5万円もあれば足ります。


けれども、セルモーターが故障していた場合には、
部品代だけで5万円以上。


修理の手間も意外とかかるらしいので、
2万円以上はかかります。

合計で10万円は見たほうが良いです。


さらに電気系統でオルターネーターという
部品が故障していた場合には、
20万円近い修理費用が掛かります。



僕の場合はというと、
セルモーターの故障という結果になり、
業者での修理見積もりは【9.5万円】でした。




■修理する前に絶対に確認しておくこと


仮に5万円の価値しかない車に対して、
10万円も払って修理をするのは、
なんだかおかしい気がしますよね?


10万円かけて修理をしても、
車の価値は5万円から15万円に
アップするわけではりません。



5万円のままです。


だからと言って、放っておいても
故障は治ることはありません。


そこで、
修理する前に絶対に

エンジンがかからない車の修理のために、
大金を払う必要があるのか?


ぜひ検討すべきです。



エンジンがかからない状態では、
他のパーツにも遅かれ早かれ
ガタがくることが考えられます。

そのたびに修理費用を払って乗り続けるよりは、
今のうちに売ってしまったほうが、
ずっとお得かもしれません。


何か特別な思い入れもないのであれば、
修理費用と、車の価値を合わせた分を頭金にして、
新車を購入費用に当てるほうが、
合理的じゃないでしょうか?




■車の価値を正しく知る方法


自分の車が今、いくらで売れるのか?
というのは、中古車買取業者によって
かなり異なります。


ある業者では、査定額が出なかったとしても、
別の業者で見積もりをしてもらったら、
10万円以上の値がつくことは珍しくないんだとか。


より高い価格で買い取ってくれる業者を見つけるには、
とにかく数勝負です。

たくさんの業者に見積もり依頼をすることが、
車を高く売るための唯一の手段です。


そのためには、一括見積サイトを使うのが
やはり便利ですよ。


・メーカー
・車種
・年式(多少ずれていてもOK)
・走行距離(多少ずれていてもOK)


といった簡単な項目を入力するだけで良いので、
スマホから操作しても1分ほどで済みます。



ちなみに、僕の車の査定結果は、


安い業者では【5.2万円】


高い業者では【24.4万円】



なんと20万円近い差が開きました!!



たった1分の手間を惜しんで、
手近な業者で妥協していたら、
20万円も損をしていたわけです。


そう考えると、
背筋がぞっとしますね。汗
↓↓↓







■車を査定してもらうベストなタイミング


思いがけず、高値で買い取ってくれる業者を
見つけることができたわけですが、
車を査定してもらうなら、
できるだけ早いほうが良いですよ。



古くなればなるほど価値はやっぱり下がってしまうんですが、
それ以上に、深刻な影響を与える要因があります。

モデルチェンジやリコールなどが発表されると、
一気に買取価格が安くなってしまうんです。



こうした発表がいつあるのか?なんて、
業界関係者じゃなければわかりません。


査定結果にはたいてい、
1ヶ月くらいの保証期間が設けられていますから、
早目に金額をはっきりさせておくことで、
損をする心配もなくなりますよ。